盛岡第三高校(三高)は、岩手県内の公立高校で国公立大学進学者数がトップクラスの進学校です。偏差値は63〜64程度(参考値)で、2025年度は現役で約201名が国公立大学に合格。「爽やか」な校風と文武両道が特徴で、指定校推薦については国公立一般入試を主軸にしているという特性上、理解しておくべきポイントがあります。本記事でまとめて解説します。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | 岩手県立盛岡第三高等学校 |
| 通称 | 三高(さんこう) |
| 所在地 | 岩手県盛岡市(最寄り:IGR厨川駅) |
| 設置学科 | 普通科(共学) |
| 募集定員 | 280名 |
| 入試形式 | 推薦入学者選抜(定員の約10%)/一般入学者選抜 |
偏差値・入試難易度
参考値として63〜64程度とされており、岩手県内の公立高校では盛岡第一高校に次いで2番目の水準です。一般入学者選抜の倍率は例年1.25〜1.38倍程度で推移しており、推薦入試は1.0〜1.14倍程度とされています。
中1・中2・中3の9教科を加重平均し、440点満点に圧縮されます。岩手県は東北6県の中で内申点の比重が最も高く、中学1年次からの積み上げが重要です。
進学実績データ
盛岡第三高校の最大の特徴は、岩手県内の公立高校で国公立大学への進学者数がトップクラスである点です。1学年280名に対し、国公立大学への合格者数は毎年200名前後に達します。
| 年度 | 国公立合計 | うち岩手大学 | うち旧帝大等 |
|---|---|---|---|
| 2025年度(令和7) | 201名 | 60〜70名規模 | 11名(参考) |
| 2024年度(令和6) | 212名(現役延べ) | 60〜70名規模 | 11名 |
※各種公開情報・塾発表データをもとにした参考値です。確定数は学校公式サイトをご確認ください。
主な進学先(参考)
| 大学 | 合格者数(参考) |
|---|---|
| 岩手大学 | 毎年60〜70名規模(10年間安定) |
| 東北大学 | 年度によって変動(旧帝大計で毎年10名前後) |
| 東北学院大学 | 40〜55名程度(私大で最多) |
| 早稲田大学 | 年度によって2〜5名程度 |
校風・特色
「爽やか」で自由な雰囲気
盛岡三高は岩手県内で「爽やかな校風」として広く知られています。校則は比較的緩やかで、生徒の自主性を尊重する環境です。盛岡第一高校のバンカラ文化とは異なり、落ち着いた雰囲気の中で勉強と部活に取り組む生徒が多いとされています。
探究活動:SRHプログラム
かつてSSH(スーパーサイエンスハイスクール)の指定を受けた経験を活かし、現在は独自の「SRH(サイエンスリサーチハイスクール)」プログラムを展開しています。生徒が自由にテーマを設定し、1年以上かけてグループや個人で研究・発表を行うこのプログラムは、総合型選抜でも評価されやすい「探究力」を養う場になっています。
指定校推薦について
盛岡第三高校は国公立大学への一般入試を主軸とした進学指導を行っており、先生側からも一般入試を勧める文化があるとされています。指定校推薦の具体的な大学名・枠数は非公開で在校生に案内されます。推薦入試を積極的に活用したい場合は、盛岡中央高校(私立)や盛岡第四高校なども選択肢として検討してください。
・自由で爽やかな校風が好き
・探究活動や科学研究に興味がある
・部活も勉強も本気でやりたい
・一般入試での合格を目指している
・難関私立大学(早慶など)が第一志望
・先生に細かく管理・指導してほしい
・課題の多い詰め込み型学習が好き
盛岡三高と他校の比較
| 高校 | 偏差値(参考) | 国公立大進学 | 指定校推薦 | 校風 |
|---|---|---|---|---|
| 盛岡第一高校 | 67〜69 | 155名(2025現役) | 少ない | バンカラ・自主自立 |
| 盛岡第三高校 | 63〜64 | 201名(2025) | 少ない | 爽やか・自由 |
| 盛岡第四高校 | 57〜58 | 130名前後 | 一定数あり | 明るく自由 |
| 盛岡中央高校(私立) | 41〜67(コース別) | コース次第 | 豊富 | コース制・管理型 |