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勉強が続かなかった私が、習慣化に成功した話

2026年4月12日 更新:2026年4月5日

正直に言う。私は受験生になってから最初の2ヶ月、ほとんど勉強できなかった。

やろうとは思っていた。机に向かうこともあった。でも30分もすると集中が切れて、気づいたらスマホを見ていた。「今日こそは」と思って、毎晩後悔して寝る。その繰り返しだった。

何が問題だったのか、今ならわかる。「やる気に頼っていた」んだ。

■ やる気は、起動しない

やる気があるときだけ勉強する人と、やる気がなくても勉強できる人。受験が終わったあとに振り返ると、合否の差はここだった気がする。

「やる気が出たら本気でやる」は、「やる気が出なかったら何もしない」と同じ意味だ。そして受験生のやる気が毎日安定して出てくることは、ほぼない。

私が変わったきっかけは、一冊の本に書いてあった「作業興奮」という言葉だった。人間は、やり始めたあとにやる気が出る。やる気が出てから始めるのは逆だ、と。

■ 私がやった「最低ライン作戦」

その日から、一つだけルールを作った。

「やる気がゼロでも、英単語を10個だけ見る」

それだけ。10個だけ。それさえやれば、その日は「勉強した」とカウントしていい、というルールにした。

最初の1週間、実際に10個だけで終わる日もあった。でも面白いことに、10個見始めると「もう少しやろうかな」という気持ちが出てきた。気づいたら30分経っていた、という日が増えてきた。

これが「作業興奮」の正体だと思う。人間はやり始めると続けられる。問題は「始める」ことだけだ。

■ 場所と時間を固定したら、もっと楽になった

最低ラインに慣れてきた頃、もう一つ試したことがある。「毎日同じ時間に、同じ場所でやる」だ。

平日は学校から帰ってすぐ、図書館の同じ席に座る。土日は朝8時に起きて、リビングのテーブルで始める。それだけ。

最初は意識してやっていた。でも2週間も続けると、「その時間になると自然に体が動く」感覚が出てきた。歯磨きと同じだ。考えなくてもやっている。

受験勉強を「意志力で続けるもの」ではなく「仕組みで回すもの」に変えた瞬間、本当に楽になった。

今、勉強が続かなくて悩んでいる人へ。あなたが意志が弱いんじゃない。仕組みがないだけだ。まず今日、10個だけやってみてほしい。

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