まず、こんなことを
やってみてほしい
いきなり「どうにかしよう」と思わなくていいです。
ひとつずつ、できそうなものから試してみてください。
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「休んでいい」と、まず自分に言ってあげる
まず安全な場所を作ることが最初の一歩不安や緊張が高まっているときに無理をすると、心がさらに消耗してしまいます。 「一時的に休むこと」は、サボりでも逃げでもありません。 充電期間だと考えてください。
親御さんへ:「永遠に休ませる」ではなく「今は回復を優先する」という視点で関わってあげてください。
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「何がイヤなのか」を書き出してみる
書くことで「漠然とした不安」が「解決できる問題」に変わる「なんとなく行きたくない」は、よくあります。でもそのままだと不安がずっとモヤモヤしたまま。 紙に書き出すと、漠然とした気持ちが「具体的な問題」に変わります。
こんなことを書いてみてください:
- 何が一番しんどいか(授業?クラスメート?先生?雰囲気?)
- いつ頃からそう感じるようになったか
- 特定の人や場面が関係しているか
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学校以外で「できた」を作る
「できた」の積み重ねが自信のもとになる散歩する、家の手伝いをする、好きなことに集中する—— 小さなことで構いません。「自分にもできることがある」という感覚を少しずつ取り戻すことが大切です。
自己効力感(「自分はやれる」という感覚)が回復すると、 少しずつ前を向きやすくなります。焦らなくて大丈夫。
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「0か100か」をやめてみる
選択肢は二つだけじゃない学校に行くか、完全に休むか——この二択で考えていませんか? 実は、間にはたくさんの選択肢があります。
- 1時間だけ登校する
- 保健室や別室に登校する
- オンライン授業を利用する
- 放課後だけ先生に会いに行く
「フル登校か休むか」ではなく、「今の自分にできる形」を探してみてください。
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睡眠と生活リズムを整える
メンタルの土台は体の状態にある心のつらさの多くは、体の状態と深く結びついています。 起きる時間を固定する、朝に日の光を少し浴びる、夜のスマホを控えめにする—— シンプルなことですが、じわじわと効いてきます。
「気合いでなんとかする」より、生活の土台を整えることの方が、 メンタルへの影響は大きいです。
言われると、しんどくなる言葉
悪気はなくても、ある言葉が「扉を閉める」きっかけになることがあります。 保護者の方も、ぜひ参考にしてください。
⚠️ こんな言葉・対応には注意
保護者の方へ——
寄り添うための基本の姿勢
「何をしてあげればいいかわからない」という気持ち、とても自然なことです。 答えを出すことよりも、一緒にいることが今はいちばん大切です。
🌱 否定しない
「事実かどうか」より、子どもが「そう感じている」ことを尊重する。気持ちに正解・不正解はありません。
⏳ 急がせない
回復より登校を優先しない。「早く元に戻ってほしい」という焦りは、子どもに伝わります。
🤝 コントロールしない
選択肢を渡す。「どうするかはあなたが決めていい」という姿勢が、自己肯定感を守ります。
💬 伴走する
「なんで行かないの?」より「今日はどうする?」。監視ではなく、隣を歩く感覚で。
親自身のメンタルも、大切にしてください
子どもが苦しんでいると、親も追い詰められます。 でも、親が焦れば焦るほど、子どもは悪化しやすくなります——これは多くの専門家が指摘することです。
「今は回復期」と割り切ること、少なくとも2〜4週間単位で状況を見ること。 あなた自身も、誰かに話を聞いてもらっていい。
よくある質問
保護者の方・子ども本人からよく寄せられる疑問にお答えします。
まず「行かなくていいよ」と一度認めることが大切です。不安状態での無理な登校はストレスをさらに増幅させてしまいます。安全な場所(家庭)を確保し、回復のための一時的な休息を与えることが最初のステップです。「永遠に休ませる」ではなく「今は回復期間」と捉えてください。
「みんな行ってるのに」「甘えてる」「将来どうするの」などの言葉は避けてください。比較・否定・プレッシャーをかける言葉は信頼関係を壊し、回復をむしろ遅らせます。また、無理に学校へ連れて行こうとする行動も同様に逆効果です。
2週間以上の強い気分の落ち込み、食欲や睡眠の大きな乱れ、「消えたい」「死にたい」という発言、自傷行為などが見られる場合は早急に専門家への相談が必要です。スクールカウンセラー・心療内科・よりそいホットライン(0120-279-338)などに相談してください。
はい、学校は唯一の正解ではありません。通信制高校(自分のペースで学べる)、フリースクール(少人数の環境で学べる)、高卒認定試験(試験合格で高校卒業と同等の資格)、オンライン学習など、さまざまな選択肢があります。大切なのは「学校に行くこと」ではなく「自分らしく生きていくこと」です。
個人差がありますが、少なくとも2〜4週間単位で状況を見ることが大切です。短期間で解決しようとすることは焦りにつながり、子どもの回復を妨げることがあります。親自身も「今は回復期」と割り切って、長い目で関わることが回復の助けになります。
「おはよう。今日はしんどそうだね。無理に行かなくていいよ。どうするかは○○に任せるね」のように、許可と主導権を渡す言葉が効果的です。「今じゃなくても大丈夫だよ」「ちゃんと味方だからね。どうなっても一緒に考えるよ」といった安心感を伝えるメッセージが子どもの心を支えます。
そのまま使えるLINEテンプレ
「何て送ればいいかわからない」という保護者の方へ。 状況別にコピペして使えるメッセージです。「正しいこと」より「安心すること」優先で。
無理に行かなくていいよ。どうするかは○○に任せるね。
今じゃなくても大丈夫だよ。
そう感じるのは、普通のことだと思うよ。
体と気持ちを戻すのが先でいいと思う。
落ち着いたらでいいから、いつでも聞くよ。
少しでも楽な時間あったらいいなと思ってる。
どうなっても一緒に考えるよ。
学校は「唯一の正解」
ではありません
「学校に行くこと」がゴールではなく、「自分らしく生きていくこと」がゴールです。 道はひとつじゃない、ということを知っていてほしいです。
通信制高校
自分のペースで学べる。登校日数を選べる学校も多い
フリースクール
少人数で、自分に合った環境で学ぶ選択肢
高卒認定試験
試験に合格すれば、高校卒業と同等の資格が得られる
オンライン学習
教室に行かなくても、学びを続けられる時代になっている
⚕️ こんなときは、専門家への相談も考えてください
下記に当てはまる状態が続いている場合は、 一人で抱え込まず、専門的なサポートを受けることをおすすめします。
受診は「弱さ」ではありません。専門家に頼ることは、正しい選択です。
一緒に読んでほしい本
一冊の本が、気持ちを楽にしてくれることがあります。
子ども本人にも、保護者の方にも、おすすめの本を紹介します。
親 保護者の方におすすめ
子 子ども本人におすすめ
無料で相談できる窓口
「誰かに話を聞いてほしい」——そんなときのために、
無料で相談できる窓口をまとめました。電話でもオンラインでも大丈夫です。
いじめや不登校など、子どものSOS全般を受け付けています。電話をかけた地域の教育委員会の相談機関につながります。夜間・休日も対応。
18歳までの子ども専用の相談電話。「話したいだけ」でも大丈夫。答えを出すのではなく、気持ちを聞いてもらえる場所です。
いじめや虐待などこどもの人権問題に関する専用相談電話。法務局職員・人権擁護委員が対応。相談内容の秘密は守られます。
「死にたい」「消えたい」という気持ちが出てきたとき。専門の相談員があなたの気持ちを受け止め、一緒に状況を整理します。
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→ 詳しくはこちら臨床心理士・公認心理師などの専門家によるカウンセリング。初回は最大100分無料。NHKや朝日新聞でも取り上げられた信頼ある専門機関です。
→ 詳しくはこちら各都道府県の教育委員会が設置した相談機関を、文部科学省のページから地域別に検索できます。お住まいの地域に近い相談窓口を見つけてください。
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「休んでいい」と言える大人が、
あなたの近くにいますように。
学校へ行きたくない気持ちは、おかしくありません。
その気持ちを大切にしながら、ゆっくり一緒に考えていきましょう。
このページを読んでくれたあなたへ——
今日、ここに来てくれただけで、十分です。