テクニック 勉強法

英語長文x英単語の組み合わせ勉強法

2026年5月3日 更新:2026年5月9日

最終更新:2026年5月

対象:大学受験を目指す高校生 | 所要時間:約8分

📌 この記事のまとめ

  • 英語の成績が伸びる人は「単語→文法→英文解釈→長文」の順番を守っている
  • 英単語と長文読解は並行して進めることで相乗効果が生まれる
  • 長文で出会った知らない単語を単語帳に戻って確認する「往復学習」が最も効果的
  • 共通テストは長文の配点が全体の約80%。単語力がそのまま得点に直結する

なぜ「英単語×英語長文」の組み合わせが重要なのか

多くの受験生が陥るミスがあります。「単語帳を終わらせてから長文に取り組む」という考え方です。

しかし実際には、単語帳を完璧に仕上げるまで長文を読まないでいると、単語が「文脈の中でどう使われるか」がわからないまま暗記だけが進んでしまいます。その結果、試験本番で単語の意味は知っているのに文章が読めないという事態が起きます。

💡 結論:単語帳と長文読解は並行して進めることが最も効率的です。単語で「知識を入れ」、長文で「使い方を確認する」。この往復が英語力を最短で伸ばします。

英語の正しい勉強順序【全体ロードマップ】

フェーズ やること 目安期間 ポイント
フェーズ1 英単語の基礎固め(2,000〜3,000語) 高1〜高2 ターゲット1400またはシステム英単語Basic
フェーズ2 英文法の習得 高1〜高2 NextStage・Vintage等の文法問題集を1冊
フェーズ3 英単語(受験レベル)+英文解釈を並行 高2後半〜高3春 ターゲット1900と「基礎英文解釈の技術100」等を同時進行
フェーズ4 英単語×長文読解の往復学習(本記事のメイン) 高3春〜夏 長文で出た知らない単語を単語帳に戻って確認
フェーズ5 共通テスト・志望校の過去問演習 高3秋〜冬 時間配分・設問形式に慣れる

英単語×英語長文 組み合わせ勉強法【具体的な進め方】

STEP 1:その日の単語帳の範囲を先に確認する(10〜15分)

  1. 単語帳(ターゲット1900等)のその日の範囲(例:Unit 5の50語)を高速で1周する
  2. 「知っている・知らない」をざっくり仕分けするだけでよい。完璧に覚えようとしない
  3. 「知らない単語」に軽くチェックをつけておく

STEP 2:長文読解の問題を解く(20〜30分)

  1. 長文問題集(「英語長文ハイパートレーニング」等)の1題を時間を計って解く
  2. 知らない単語が出てきても、最初は飛ばして読み進める(文脈から推測する力も重要)
  3. 解き終わったら答え合わせをして、間違えた問題の原因を確認する

STEP 3:長文の単語を単語帳に「戻って確認」する(15〜20分)

  1. 長文の中で知らなかった単語をリストアップする(5〜10語程度)
  2. その単語が自分の単語帳(ターゲット・シス単等)に載っているか確認する
  3. 載っている場合:その単語に印をつけ、長文での使われ方を添え書きしておく
  4. 載っていない場合:単語帳の余白や別のノートに書き足す

STEP 4:音読で仕上げる(10〜15分)

  1. 意味を理解した長文を音読する(3〜5回)
  2. 音読は「単語の発音定着」「リスニング力強化」「速読力向上」の3つの効果がある
  3. 音声がある場合はシャドーイング(音声の後に続いて読む)も効果的

💡 1日の所要時間の目安:約60〜90分
STEP 1(15分)+ STEP 2(30分)+ STEP 3(20分)+ STEP 4(15分)

レベル別おすすめ教材の組み合わせ

現在の偏差値 英単語帳 英語長文問題集 目標
〜45 ターゲット1400
システム英単語Basic
英語長文ハイパートレーニング レベル1
大岩のいちばんはじめの英語長文
共通テスト6割
45〜55 ターゲット1900
システム英単語
英語長文ハイパートレーニング レベル2
速読英単語 必修編(単語+長文を同時に)
共通テスト7割・岩手大学
55〜65 ターゲット1900+DUO3.0(熟語補強)
必携英単語LEAP
英語長文ポラリス レベル2
関正生の英語長文 ポラリス
共通テスト8割・東北大
65〜 鉄壁
速読英単語 上級編
英語長文ポラリス レベル3
東大・東北大の過去問
難関大2次試験

長文読解で単語力を最大限に活かす読み方

①主語と動詞を最初に探す

知らない単語が出てきても、まず主語(S)と動詞(V)を見つけることで文の骨格がわかります。単語の意味がわからなくても、文の構造から意味を推測できることが多いです。

②知らない単語は文脈から推測する

「この単語が名詞か動詞か」「プラスの意味かマイナスの意味か」だけでも判断できれば、長文問題の正解率は上がります。完璧な訳を求めすぎない姿勢が速読力を高めます。

③1段落ごとに「何が言いたいか」をまとめる

共通テストの長文は段落ごとに話題が変わります。1段落読み終わるたびに「この段落のテーマは何か」を1語でまとめる習慣が、全体把握のスピードを上げます。

④復習は「音読」で定着させる

解き終わった長文を翌日・3日後・1週間後に音読するだけで、単語・文法・文脈の記憶が格段に定着します。1題の長文から得られる学習効果を最大化するためには、この復習が欠かせません。

よくある失敗パターンと対策

失敗パターン なぜダメか 正しい対策
単語帳が終わるまで長文をやらない 単語の「使われ方」がわからず実戦で使えない 単語帳50〜100語定着したら長文と並行開始
長文を解きっぱなしにする 知らない単語が増えていくだけで語彙が増えない 長文後に必ず単語の確認・追記をする
全文を完璧に訳そうとする 時間がかかりすぎて共通テストに対応できない 主語・動詞を取って大意をつかむ練習をする
新しい問題集をどんどん買う 1題からの学習効果が薄くなる 1冊を音読・復習込みで完全に仕上げてから次へ
音読をしない 読むスピードが上がらず共通テストで時間切れ 解いた長文を毎日5分音読するだけで効果大

共通テスト英語で時間が足りない人への対策

共通テストの英語は読む量が非常に多く、「単語は知っているのに時間が足りない」という受験生が多いです。

  • 設問と選択肢を先読みしてから本文を読む(何を問われているかを把握してから読む)
  • 第1問・第2問(発音・文法)を素早く終わらせ、長文に時間を残す
  • 1段落30秒〜1分を目安にスピードを意識して読む練習をする
  • 音読練習を続けることで、読むスピードは確実に上がる

よくある質問(FAQ)

Q. 単語帳と長文はどちらを先に始めればいいですか?

A. まず単語帳で2,000語程度の基礎語彙を固めてから長文に入るのが基本です。ただし単語帳を完璧にしてから長文、ではなく「ある程度進んだら並行して」が正解です。目安は単語帳を1周し終えたタイミングで長文を開始することです。

Q. 速読英単語は単語帳として使うべきか、長文問題集として使うべきですか?

A. 両方として使えるのが速読英単語の最大の強みです。まず長文を読んで意味を理解し、その後に単語リストで語彙を確認するという使い方が「英単語×長文」の組み合わせ勉強法そのものです。長文が苦手な人に特におすすめです。

Q. 1日何題の長文を読めばいいですか?

A. 高3の春〜夏は1日1題(丁寧に復習込みで)が理想です。秋以降は共通テスト1回分(6〜7題)をまとめて解く練習も必要です。量より「1題から何を学ぶか」の質を重視してください。

Q. 長文で知らない単語が多すぎて読めません。どうすればいいですか?

A. 知らない単語が1段落に5語以上ある場合、その長文のレベルが高すぎる可能性があります。もう1段階レベルの低い問題集に戻ることをおすすめします。また単語帳の優先度を上げて語彙を補強することが先決です。

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plusLINK編集部
株式会社プラスリンク(岩手県盛岡市)

岩手県盛岡市を拠点とするウェブ制作会社。地域に根ざしたデジタルマーケティングを手がけながら、岩手・東北の高校生・受験生のための進路情報サイト「ミライコンパス」を運営しています。Web制作・SEO・デジタル広告を通じて、地元の情報発信を支援しています。

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