2026年6月|いわて進路ガイド 入試情報
📌 この記事のまとめ
- 2026年度の中学入試は「思考力」「表現力」を問う出題がさらに強まっている
- 算数は知識より試行錯誤・発見の過程を重視する問題が増加傾向
- 国語・社会で自分の意見を記述させる問題が増えている
- 岩手県内にも公立中高一貫校の選択肢があり、記述力対策は共通して重要
「中学受験の問題って、結局何が変わってきているの?」——首都圏の名門校を中心に、近年の中学入試には明確な変化が見られます。
知識量や計算の速さだけでは対応できない出題が増え、「考える力」「自分の言葉で説明する力」を問う傾向が年々強まっています。
この記事では、2026年度入試の最新分析をもとに、中学受験のトレンドと、家庭でできる対策の方向性をまとめました。岩手県内の公立中高一貫校を目指すご家庭にも役立つ内容です。
2026年度入試の全体トレンド
教科別の傾向
📐 算数
思考力問題の比重増加。パターン暗記より「試行錯誤して発見する」プロセスを重視。難関校では計算力より着眼点や場合分けの発想力が問われる。
📖 国語
長文化・記述問題の増加。小説は心情理解、論説文は論理構造の把握が中心。20〜60字程度の記述問題が複数出題される学校も。
🔬 理科
実験・観察結果から考察させる問題が増加。単純な知識問題より、データを読み取り自分で考察する力を問う出題が主流に。
🌏 社会
時事問題・記述問題が増加。2025年は米不足・大阪万博・戦後80年・自然災害などが頻出テーマ。社会的な問題への意見を問う設問も。
なぜ「思考力」が重視されるようになったのか
背景には大きく2つの理由があります。
- 大学入試改革の影響:2020年の学習指導要領改訂以降、大学入試でも知識偏重から「思考力・判断力・表現力」を重視する方針に転換。この流れが中学入試にも波及しています。
- AI時代を見据えた教育方針:知識の暗記だけならAIに代替される時代において、学校側が「自分で考え、表現できる生徒」を求める傾向が強まっています。
岩手県内の公立中高一貫校という選択肢
中学受験というと首都圏のイメージが強いですが、岩手県内にも公立中高一貫校があります。高校受験がなく、6年間を通じて計画的に学べることが特徴です。
| 学校名 | 種別 | 特徴 |
|---|---|---|
| 岩手県立一関第一高等学校附属中学校 | 公立中高一貫(併設型) | 一関第一高校に併設。県南地区の中高一貫教育の中心校 |
| 岩手大学教育学部附属中学校 | 国立 | 盛岡市。岩手大学教育学部附属小学校からの進学者を含む |
| 盛岡中央高等学校附属中学校 | 私立 | 2018年開校。盛岡市内の私立中高一貫校 |
| 盛岡白百合学園中学校 | 私立 | 盛岡市。カトリック系の女子校(中高一貫) |
家庭でできる対策のポイント
① 「なぜ」を考える習慣をつける
暗記に頼らず、「なぜそうなるのか」を親子で話し合う習慣が効果的です。ニュースを見て「これについてどう思う?」と聞くだけでも、思考力・記述力の土台になります。
② 時事問題は日常会話から
2026年入試では戦後80年・大阪万博・米価格高騰・クマの出没増加などが注目テーマとして挙げられています。難しいニュースも「今日こんなことがあったんだって」と親子の会話に取り入れることで自然と関心が育ちます。
③ 基礎を疎かにしない
思考力重視といっても、基礎知識・基本的な計算力があってこそ応用問題に対応できます。難問対策に偏らず、標準問題を確実に得点する力を優先しましょう。
④ 記述の練習は「短い文」から
いきなり60字の記述は難しいものです。「今日読んだ話を3行でまとめてみる」など、短い記述から段階的に慣れていくのがおすすめです。
算数の思考力を鍛えよう
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※この記事は各種公開情報をもとに編集部が2026年6月時点でまとめたものです。学校ごとの詳細な入試傾向・最新の受検情報は、各学校・教育委員会の公式情報を必ずご確認ください。