微分とは?
基本の考え方をわかりやすく解説
「瞬間の変化率」を求める微分の考え方を
図解とステップでマスターしよう
「微分って結局何をしているの?」——公式を覚えて計算はできても、意味がよく分からないという人は多いはずです。
微分とは「ある瞬間の変化の割合」を求める計算です。順番に理解していきましょう。
📈 微分とは何か——「平均の速さ」から「瞬間の速さ」へ
中学校で習った「平均の速さ」を思い出してください。(移動距離)÷(かかった時間)で求められましたね。しかし、「ちょうどこの瞬間の速さ」を知りたいときはどうすればいいでしょうか。
この「瞬間の変化の割合」を数学的に求める方法が微分です。グラフで見ると、微分は「ある点における接線の傾き」を求めることに対応します。
🔑 微分の計算——公式で素早く求める
定義に戻って毎回計算するのは大変なので、実際にはよく使う公式を使います。
| 関数 | 微分した結果 |
|---|---|
| f(x) = xn | f'(x) = nxn-1 |
| f(x) = c(定数) | f'(x) = 0 |
| f(x) = x | f'(x) = 1 |
指数(べき乗)を前に出す
xn を微分するときは、まず指数の n を前に持ってきて掛けます。
指数を1つ減らす
元の指数から1を引いた数を、新しい指数にします。(n → n-1)
複数の項がある場合は、項ごとに微分する
f(x) = x² + 3x + 5 のような式は、各項を別々に微分してから足し合わせます。
f'(x) = 2x + 3 + 0 = 2x + 3
💡 微分がわかると何が便利になるのか
- 接線の傾きが求められる:グラフ上の任意の点で、接線の方程式を求められる
- 増減がわかる:f'(x)が正なら増加、負なら減少していることがわかり、グラフの概形がつかめる
- 最大値・最小値が求められる:f'(x)=0になる点(極値)を調べることで、関数の山や谷を見つけられる
✏️ 練習問題にチャレンジ!
2x²を微分すると4x、−4xを微分すると−4、定数の7を微分すると0になります。
f'(x) = 2x なので、f'(3) = 2×3 = 6。x=3における接線の傾きは6です。
🎉 微分の基礎をマスターしよう!
- ① 微分は「瞬間の変化率」を求める計算
- ② f(x)=xn → f'(x)=nxn-1 の公式で計算する
- ③ 複数の項は項ごとに微分し、定数項は0になる
- ④ 微分係数はグラフの接線の傾きに対応する
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