テクニック メンタル 編集部コラム

受験の悩みに打ち勝つ方法は筋トレだった【科学的根拠あり】10分でできるメニュー付き

2026年6月6日 更新:2026年6月3日

2026年6月|plusLINK編集部

対象:受験ストレスに悩む高校生・受験生 | 所要時間:約6分

「勉強しなきゃいけないのに、気持ちが乗らない。」

「将来への不安で、夜眠れない日がある。」

「イライラして集中できない。」

受験期にこういう状態になるのは、弱さでも怠けでもありません。脳と体が限界のサインを出しているだけです。そのサインへの答えの一つが、筋トレです。たった10分でいい。体を動かすことが、悩みに打ち勝つ力を作ります。

なぜ筋トレが「悩み」に効くのか——科学的な理由

「筋トレと勉強は関係ない」と思っていませんか。実は脳科学の研究が、その関係を明確に示しています。

🧠 BDNF(脳由来神経栄養因子)とは:運動をすると脳内で分泌される物質で「脳の肥料」とも呼ばれます。記憶や学習を司る海馬の神経細胞を育て、集中力・記憶力・情報処理速度を向上させます。ハーバード大学医学部のジョン・J・レイティ博士をはじめ、多くの研究者がその効果を報告しています。筋トレ(抵抗運動)でもBDNFが増加することが、近年の研究で確認されています。

筋トレが悩みに効く理由は3つあります。

  • ストレスホルモン(コルチゾール)を下げる:慢性的なストレスで高まるコルチゾールは、集中力・記憶力を低下させます。適度な運動はこのコルチゾールを正常化します
  • 幸福ホルモン(セロトニン・ドーパミン)を増やす:筋トレ後に気持ちが前向きになる経験をした人は多いはず。これはセロトニンとドーパミンの分泌によるものです
  • 睡眠の質を上げる:適度な疲労が深い睡眠を促します。睡眠中に記憶が定着するため、勉強の効率が翌日に上がります
筑波大学の研究(2021年)によると、高強度の間欠的トレーニング(短時間で強度の高い運動を繰り返す方法)が海馬でのBDNF分泌を増加させ、記憶力の向上に寄与することが示されています。長時間の運動でなくても、短時間・高強度の運動で十分な効果が得られるということです。受験生にとって朗報です。

受験生のための「10分筋トレ」メニュー

器具不要・自室でできる種目だけを選びました。勉強の合間に取り入れてください。

💡 タイミングのコツ:勉強前(集中力アップ)・勉強の合間(リフレッシュ)・就寝2時間前まで(睡眠の質アップ)のどのタイミングでも効果があります。ただし就寝直前の激しい運動は交感神経を刺激して眠れなくなる場合があるため注意してください。

悩みに打ち勝つ「体を使うルーティン」の作り方

筋トレの効果を最大化するのは「毎日続けること」です。でも、毎日完璧にやろうとすると続きません。受験生におすすめのルーティンはこれです。

📋 受験生の1日ルーティン例(勉強6時間+筋トレ10分)

朝 起床後
スクワット20回+腕立て10回(5分)→シャワーor洗顔→朝食
午前 勉強中
90分集中→プランク30秒×2(2分)→水を飲む→再スタート
午後 勉強中
90分集中→バーピー10回+スクワット10回(3分)→再スタート
夜 就寝前
軽いストレッチ(5分)→深呼吸3回→就寝。激しい筋トレは避ける

合計10〜15分。これだけで「継続できる」ルーティンになります。完璧にやれない日があっていい。スクワット10回だけでも、やった日はやらなかった日より確実に脳と体の状態が良くなります。

筋トレが「悩み」に効くもう一つの理由——達成感という感覚

受験期は「できない自分」と向き合う時間が長くなります。模試で点が取れない、暗記が進まない、志望校に届かない——そういうネガティブな経験が積み重なると、自己肯定感が下がります。

筋トレはその逆です。「昨日より1回多くできた」「プランクを30秒保てた」という小さな達成感が、毎日積み重なります。勉強では得られにくい「確実に前に進んでいる感覚」を、体が教えてくれます。

受験と筋トレの共通点:どちらも「毎日の積み重ね」が結果を作ります。筋肉は1日で育たない。学力も1日で上がらない。でも毎日続けた人だけが、3ヶ月後・6ヶ月後に確実に変わっている。筋トレを続けられた人は、受験の長期戦も続けられます。

注意点——やりすぎは逆効果

⚠️ 受験生が気をつけること:筋トレは「勉強の邪魔をしない範囲」でやることが大前提です。1時間以上の激しいトレーニングは疲労を蓄積させ、翌日の勉強パフォーマンスを下げる場合があります。10〜15分の軽めの運動が、受験生には最適です。また、タンパク質(肉・魚・卵・大豆)をしっかり摂ることで、筋肉の回復と脳の働きを両方サポートできます。

受験は長い戦いです。勉強だけに全部を注ぎ込んで、体と心が壊れてしまったら意味がありません。

10分、体を動かしてみてください。スクワット20回だけでもいい。体を動かした後、不思議と頭がすっきりして、さっきまで重かった参考書が少し軽く感じられる——そういう経験が、きっとあるはずです。

悩みに打ち勝つ力は、机の上だけでは作られません。体を鍛えることが、心を鍛えることにつながります。

plusLINK編集部(株式会社プラスリンク・岩手県盛岡市)

進路の悩みも、一緒に考えませんか?

強みや興味から向いている進路の方向性を、無料で診断できます。

ミライ診断を試す(無料)

AUTHOR
plusLINK編集部
株式会社プラスリンク(岩手県盛岡市)

岩手県盛岡市を拠点とするウェブ制作会社。地域に根ざしたデジタルマーケティングを手がけながら、岩手・東北の高校生・受験生のための進路情報サイト「ミライコンパス」を運営しています。Web制作・SEO・デジタル広告を通じて、地元の情報発信を支援しています。

RELATED CONTENTS
関連コンテンツも読んでみよう