2026年6月|plusLINK編集部
📌 この記事のまとめ
- 恋愛が受験に「プラスになるかマイナスになるか」は、付き合い方次第で変わる
- 両立できる人は「時間の使い方」と「相手との共通認識」がはっきりしている
- 受験期に別れを選ぶかどうかは、感情ではなく「お互いの状況と目標」で判断する
- 「恋愛禁止にすれば成績が上がる」は幻想。大切なのは自己管理の仕組みをつくること
「好きな人がいる。でも受験が怖い。」
「付き合っているけど、このままでいいのか不安。」
「恋愛を我慢すれば合格できるのか、それとも両立できるのか。」
受験期の恋愛は、誰もが一度は悩むテーマです。でも学校の先生も親も、なかなか正面から答えてくれない。このページでは、きれいごとなしに、正直に向き合います。
「恋愛=受験の敵」は本当か
「受験期に恋愛するな」という言葉を聞いたことがある人は多いはずです。でもこれは本当でしょうか。
答えは「人による」です。恋愛が受験に与える影響は、プラスにもマイナスにもなります。同じ「彼氏・彼女がいる」という状況でも、結果はまったく違います。
✅ 受験にプラスになる恋愛
- お互いに志望校・目標を持っていて、応援し合える
- 「一緒に頑張ろう」という共通の緊張感がある
- 連絡の時間・会う時間のルールを二人で決めている
- 不安や焦りを話せる存在が精神的な支えになっている
- 相手の存在が「今日も頑張ろう」という動機になっている
⚠️ 受験にマイナスになる恋愛
- LINEの返信・既読スルーが気になって集中できない
- 相手と予定が合わないことでケンカが増えている
- 「会いたい」気持ちに流されて勉強時間が削られる
- 相手の受験への温度差が不安・イライラの原因になっている
- 別れたくないから言いたいことを言えずにストレスが溜まる
両立できる人・できない人の違い
恋愛と受験を両立している人を見ていると、いくつかの共通点があります。
「勉強の時間」と「恋愛の時間」を明確に分けている
勉強中はスマホを別の部屋に置く、LINEの返信は22時以降にまとめてする——こういったルールを自分で決めて守れる人は両立できます。「ちょっとだけ」が崩れると全部崩れます。
相手と「受験期のルール」を話し合っている
「○月までは勉強優先にしたい」「週1回だけ会う」「試験前の1ヶ月は連絡を減らす」——こういう話を正直にできている二人は、受験後も関係が続くことが多いです。
相手も自分の目標を持っている
お互いに「やるべきこと」がある二人は、自然と相手の時間を尊重できます。片方だけ受験・片方は暇という状況が、すれ違いと依存の温床になりやすいです。
「会えない時間」を不安に変えない
信頼関係がある二人は、会えない期間をマイナスに捉えません。「今は勉強してる、それでいい」と思える関係性が、受験期の恋愛を成立させます。
受験期に「別れるべきか」という問いへの正直な答え
「受験のために別れた方がいいか」——この問いに対して、正直に言います。
別れることで成績が上がる保証はありません。
別れた後に「相手のことが気になって集中できない」「後悔で勉強が手につかない」という状態になる人は少なくありません。感情を無理に断ち切ることが、かえって精神的なエネルギーを奪うこともあります。
「受験のために別れました。でも別れた後の方がずっと引きずって、結局成績も下がった。あのまま付き合い続けた方がよかったかもしれない。」
— 岩手県出身・大学2年生(体験談より)
「受験期も付き合い続けました。お互い志望校があって、LINE返信は夜まとめてするルールにしました。第一志望に二人とも合格して、今も付き合っています。」
— 岩手県出身・大学2年生(体験談より)
どちらが正解かは、その二人の関係によって違います。判断の基準は感情ではなく、次の問いへの答えです。
- 今の関係は、あなたを前に進めているか、消耗させているか
- 相手はあなたの受験を理解し、尊重してくれているか
- 別れることで「すっきりする」のか、「後悔する」のか、正直に考えたか
- 二人で話し合ったことがあるか
片思い・告白したい場合はどうする
付き合っていない「好きな人がいる」状態も、受験期には悩みの種です。
正直に言うと、告白するかどうかよりも、「その気持ちがあなたの集中を奪っているかどうか」の方が重要です。
「告白して成功すれば集中できる」「告白して振られれば吹っ切れる」という単純な話ではありません。タイミングと相手の状況によっては、告白が相手にとっても自分にとっても大きな負担になります。
受験期の恋愛で自分を守るための3つのこと
スマホのルールを決める
勉強中のスマホは最大の敵です。LINEの通知を切る・別の部屋に置く・返信は時間を決めてまとめてする——このルールを決めて守るだけで、集中時間が大幅に変わります。相手にも「勉強中は返信できない」と正直に伝えることが大切です。
「週に一度のご褒美」として会う時間を設定する
「会いたい」という気持ちを完全に我慢するのは、かえってストレスになります。週1回・1〜2時間など「ここだけは会う」という時間を決めておくことで、それ以外の時間に集中しやすくなります。ご褒美があるから頑張れる、という仕組みです。
「受験が終わったら〇〇しよう」を二人で決める
受験後の楽しい計画を二人で持つことが、今の頑張りへの動機になります。「合格したら一緒に〇〇行こう」という具体的な目標は、勉強の踏ん張りどころに力をくれます。未来を一緒に描ける相手なら、受験期も乗り越えられます。
保護者の方へ——子どもの恋愛を頭ごなしに否定しないでほしい
この記事を読んでいる保護者の方に、一つお伝えしたいことがあります。
受験期の子どもの恋愛を頭ごなしに「やめなさい」と言うことは、多くの場合逆効果です。禁止されると隠れて会うようになり、かえって時間と精神力を消耗します。また「親に言えない」というストレスが、受験への集中を妨げます。
大切なのは「恋愛するな」ではなく、「自分で時間をコントロールできているか」を子ども自身が考えられるよう話し合うことです。信頼してもらえていると感じた子どもは、自分で判断できるようになります。
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